トップ 樹木・木材図鑑 ギャラリートーク イラストギャラリー 著作とリンク メール

Character

 青山 けやき

 あおやま けやき
元気、快活、何事にも積極的で、少々の事ではくじけない。目立ちたがりの一面があり、協調性も薄い。その分、個人プレイでは秀逸さを見せます。

時折見せる繊細な表情も彼女の魅力。「動」と「静」の両立が課題です。

ケヤキ

 欅 / ケヤキ
 落葉広葉樹 / ニレ科 ケヤキ属
 樹高:30〜50m / 木材比重:0.75 
 分布:本州〜九州
すらりの伸びる樹姿が美しく、黄色の紅葉も美しいので、街路樹としてよく使わていれます。
東京、青山の表参道のケヤキ並木が有名です。

Tree

 欅 / ケヤキ
遠目にもほうきを逆さにしたような、すらりとした枝ぶりでケヤキと解ります。

広い空間では枝を広々と広げて、涼しげでありがなら、力強さを感じます。

市街地や公園にも植えられ、里山にも多く、よく目にする木のひとつ。 秋の紅葉は、黄色と赤色の混じった絵画のような印象で美しいものです。

ケヤキは大径木(樹高50m,幹直径3m)に成長するので、巨木ランキングでもよく登場する樹です。

森の中のケヤキは枝を広々と広げられないので、上に向かって伸びて行きます。

ケヤキは木材としての利用価値も高いので、スギやヒノキの植林された林でも、伐採せずに残して一緒に育てる事もあるようです。木材として利用するには、こうした真っすぐな幹が求められます。

このため、植林された針葉樹の森の中にも点在しているので、時々、杉、桧と一緒に出材されています。

Material

木材

 欅 / ケヤキ
第一級の大径木になります。樹齢を重ねたものほど味わいがあり、価値があります。日本を代表する優良な広葉樹材で、寺社建築では、清水寺の舞台を支える柱として使われているのが有名。また一般建築でも、大黒柱、フローリングなどの用途があり、木工家具、小物などの木製品まで幅広く利用されています。

和太鼓の材料としてもよく利用されており、現在でもケヤキで和太鼓が作られています。

※ イラスト内のタイコのバチはケヤキではなく、ホオ、ヒノキなどのやや軽軟な木が使われます。

芯材は耐久性が極めて高く、水湿に強くて、腐りにくい木材です。
辺材は淡い灰白色で、芯材は黄色〜赤みががったものまで幅があります。芯材と辺材が明瞭なので、コントラストが楽しい木です。
通常は、黄色〜やや赤い材が多いですが、まれに赤みが強い芯材の材があり、「赤ゲヤキ」として珍重されます。
ケヤキの楽しみ方の一つに、「まご目」と呼ばれる木目があります。ごく普通のケヤキ材にも見られるもので、年輪と年輪の間に、さらに細かい年輪が鳥の羽の様に入ります。まご目が見られる木材は他にあまりなく、漆などの塗装を施すと、美しい木目となって現れ、工芸にも使われます。
柾目面での辺材(しらた)と芯材(赤身)の色で、芯材は独特の黄金色が美しいです。これは加工直後のもので、経年変化で、やや赤みがかった色に落ち着いていきます。
この黄金色は日本人には高く評価されるものの、海外ではあまり好まれないとのこと。また、日本でも近年ではケヤキの黄金色が若い世代には好まれない傾向にあり、ケヤキも価値を落としています。
ケヤキの特徴として、「杢目」(もくめ)と呼ばれる様々な模様が現れる事が挙げられます。樹齢を重ねた老木に現れる木目で、牡丹杢、縮み杢、玉杢などと呼ばれる杢目が珍重されます。
年輪によって微妙な色の変化もあり、美しい模様に見とれてしまいます…。
ケヤキの樹皮は、陶器のような趣があり、樹皮を活かした造形にも活かす事が出来ます。

ただ、樹皮には、カミキリ虫などの虫が入ってしまうので、管理が難しく、基本的には使わない方がいいです。

Craft

クラフト

 欅 / ケヤキ
木の時計画像提供
ケヤキは「動」を感じさせる木なので、自己主張が強く、他の木製品と馴染ませるのが難しいので、よく用途を考えたい木です。上手に使えば、見事な空間を演出してくれます。

通常はオイルフィニッシュでの塗装仕上げが良好ですが、導管のある木なので、オイルの拭き取りを丁寧に行いましょう。また「拭き漆」仕上げも木目が浮き立ち、美しい仕上りになりますが、工芸品的になりがちなので、上手に使い分けたいです。

ケヤキは堅い木材ですが、良材なら切削は良好で、加工は難しくありません。

※記述は筆者の経験則によるもので、学術的な見解ではありません。  --サイトのご利用について--

Character
針葉樹

広葉樹

樹木医
大工
ツイッター
〜樹と木の話〜

新着:new


copyright girls illustration jyumoku-mokuzai zukan all right reserved