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 里 詩恵理

 ならさと しえり
派手さは無いものの、どんな環境にも合わせてしまう大人な女性です。

優しさと芯の強さを兼ね備えていて、信頼が厚く、とても心強い存在。

ナラ

 楢 / ミズナラ コナラ
 落葉広葉樹 / ブナ科 コナラ属
 樹高:35m / 木材比重:0.68
 分布:北海道〜九州
子供たちにはドングリの木としても馴染みが深い木。深い森で大木に成長し、森の守り神といった雰囲気です。里山にも多く自生していて、良く目にする木のひとつ。ワイン、ウイスキー、シェリー酒などの熟成用の樽に使用されます。外国でオーク(OAK)と言われるのが日本のナラにあたります。


Photo by 花ざかりの森

Tree

 楢 / ミズナラ コナラ
ミズナラとコナラがあり、葉っぱの形が少し違います。

写真左がミズナラで、葉っぱの葉柄部分まで葉がついています。ギザギザの切れ込みも深いです。
写真右がコナラで、葉柄があります。ミズナラよりも小振りな葉ですが、中には大きな葉も見られます。

コナラは比較的どこにでも見られる木で、ミズナラはより標高の高い山で見られます。

ナラは樹液にカブトムシなどが集まる木なので、夏はクヌギやコナラの木を探しながら、子供と山歩きします。丁寧に見て歩くと、カブトムシやクワガタムシをゲットする機会があります。

ドングリ拾いでも子供との楽しい想い出を作ってくれます。

新葉の展開とともに、長く垂れ下がった花をつけます。
こちらはコナラの紅葉です。茶色〜オレンジ色に色づき、美しい景観を作ります。
Material

木材

 楢 / ミズナラ
コナラは一般的に堅くて狂い易いので、主にシイタケのホダ木に使われます。

木材として利用されるのはミズナラが主体で、特に北海道産のものが良材。

落ち着いた色あいで、木目がはっきりとしています。辺材と芯材は明瞭に区別出来ます。辺材は乾燥後も虫が付き易いので、使わない方がいいです。

ナラの柾目には、斑(ふ)と呼ばれる模様が入るのが特徴で、斑があることでナラと見分けられます。斑は柾目に現れるので、斑を避けたい場合は、全て板目になるように製材します。

斑が欠点と評価される事もありますが、面白い模様を描き出す自然の不思議と捉えて欲しいと思います。

小さな細かい斑から、写真のように大きな模様を描き出すものがあります。こういったものを特に、虎斑(とらふ)と呼ばれています。ダイナミックな虎斑は、ナラの醍醐味でもあります。
ナラの木口面で、このように中心から放射状に斑の組織が広がっています。
写真左がミズナラ、右がホワイトオーク。

良質な日本のナラ材が減少したことで、北米産のホワイトオークが多く輸入されています。ホワイトオークの方が白っぽくて、目が粗く、やや堅く重厚な雰囲気があります。
ただ、ホワイトオークも色合いや木目などは様々でなので、日本のナラに似たものもあるそうです。

良材は建具に利用される事も多く、落ち着いた茶色に仕上り、重厚な雰囲気がします。

カントリー風、シェーカー家具など、アメリカンな雰囲気を醸し出す木です。

ナラの樹皮はごつごつとして厚いです。
Craft

クラフト

 楢 / ミズナラ
木の時計画像提供
年輪の細かい良材は、大人しくて扱い易い。狂いも少なく、加工しやすいです。年輪の粗いものは狂いが起き易い傾向にありますが、強度があるので、用途によって使い分けます。

オイルフィニッシュが良好な仕上りになります。木目を引き立たせたり、色のバリエーションをつけるためにステインで着色塗装される事も多くあります。

※記述は筆者の経験則によるもので、学術的な見解ではありません。  --サイトのご利用について--

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