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 八神 さわら

 やがみ さわら
桧希の妹。外見はそっくりで、仕草も良く似ています。

何事にも動じずにマイペース。杉先とも相性がいいようで、とても仲良しです。

サワラ

 椹 / サワラ
 常緑針葉樹 / ヒノキ科 ヒノキ属
 樹高:30〜40m / 木材比重:0.34
 分布:岩手県〜九州
ヒノキと同じヒノキ科の木で、日本の固有種です。水湿に強く、桶などに使われます。量は少ないですが、植林もされています。

Tree

 椹 / サワラ
ヒノキと同じ外見で、一見しただけでは見分けられません。林業に携わる人は「何となく雰囲気が違うのでわかる」そうです。

スギやヒノキに混じって植林される場合もありますが、広範囲をサワラで植林された林地もあります。

左がヒノキで、右がサワラです。樹の直径は20センチ〜30センチくらい。サワラの方がスギに近い樹皮ですが、表面の薄皮が剥がれてくると、どちらも赤っぽい色になってくるので、ちょっと見分けが難しくなります。

ヒノキの方が薄皮が大きな範囲で剥がれ、サワラはスギのように小さい範囲で剥がれるので、樹皮の外見で何となく解ります。

左がスギ、右がサワラの樹皮です。樹の直径は40センチくらい。この太さになってくるとスギに近い印象です。

困った事に、今度はスギと区別がつきにくくなりますが、立ち木では葉を見れば明らかに違うので、解ると思います。

ヒノキの実が10ミリほどなのに対し、サワラの実は6〜7ミリとヒノキより一回り小さいので、実があれば見分ける手段になります。

見分ける方法として最も有効なのが、葉の裏にある白い気孔の形です。

ヒノキの気孔がアルファベットの「Y」の形をしているのに対し、サワラは「X」の形です。葉先もヒノキに比べてやや尖っています。どちらがXでYなのか混同してしまうこともあるので、イラストの胸のエンブレムに印しました。
ヒノキの葉裏
サワラの葉裏
左:ヒノキ 右:サワラ  それぞれ葉表、葉裏、実、木材板
Material

木材

 椹 / サワラ
杉や桧と同じように大きな樹に成長するので、植林もされ、用材として利用されています。
同じヒノキ科なので、木材もヒノキと良く似ていますが、芯材の色が全体的に黄色っぽいものが多いです。ただ、芯材の色にも幅があり、ヒノキと同じようなピンク色をしている材もあり、一見ヒノキと見間違うこともよくあります。

材そのものはヒノキよりも柔らかく、軽く、見た目に優しい雰囲気がします。ヒノキのように強い香りもしないので、丁寧に吟味すれば見分けられるようになります。

材の性質はヒノキよりも、スギそのものです。

スギの断熱性の高さ、軽さと、ヒノキの色あいの美しさの両立を実現出来るのがサワラです。
サワラを植林している場所もありますが、ごく少数で、安定して材が確保出来ません。建築の内装に上手に使えば、面白い素材だと思うのですが。

左がヒノキで、右がサワラ。サワラの方がやや黄色っぽいです。

ヒノキの節が赤いのに対し、サワラの節は赤色が薄いか、茶色なので、節があれば見分ける事も出来ます。

こちらの写真もサワラです。色合いはヒノキと区別はつきませんが、製材面が杉のようにやや毛羽立っています。

サワラは香りが無いような記述もありますが、しっかりとサワラ独特の香りがあります。ヒノキほど強く主張しないので、比較すれば香りが薄いといった印象です。

Craft

クラフト

 椹 / サワラ
画像提供
軽く、水湿に強いという特性を活かして、おひつ、桶、といった食品を入れる器として作られ、利用されています。

香りの強いヒノキでは、食品に香りが移ってしまうので、サワラの方が最適です。桶づくりには木目の細かい良質の材が求められるのですが、植林のサワラでは目が粗く、良い桶が出来ません。天然の良質なサワラは減少の一途にあり、高価な材のひとつになっています。

※記述は筆者の経験則によるもので、学術的な見解ではありません。  --サイトのご利用について--

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